編集を担当した書籍『月のような山 -あのころに戻る時間』櫻井田絵子著(港の人)が誕生しました。

著者の櫻井田絵子氏は鶴岡市大山のご出身。18歳で上京し、大学卒業後、病院や製薬会社等でがむしゃらに働く日々。 ですが2011年の東日本大震災を機に、故郷に戻ります。そして故郷を見つめ直し子どもの頃の自分と対話をはじめます。 仲良しの子と山に登ったこと、兄たちと蛍を追いかけた夜、運動会、母親と交わした言葉、ある杜氏の生き方……。 著者は、流麗な月山を仰ぐ庄内地方の美しい自然と、何世代も受け継がれてきた仕事に向き合う土地の人たちの働く姿に育てられてきた自分自身を見出し、故郷の未来へと希望をつなげていきます。
本書は、子どもの時代の思い出をもとに土地に根をはる生き方の価値を綴り、鶴岡市大山のタウン誌で好評を得た連載をまとめた感動のエッセイ集です。 庄内地方の美しい風景写真(カラー5点)を収録しています。

『著者について』
櫻井田絵子(さくらい・たえこ)
人財醸し家・ファシリテーター。山形県鶴岡市生まれ。東京で人財教育の仕事に就いていたが、2011年の東日本大震災を機に、故郷に戻る。 鶴岡市を主拠点にして人と地域を結ぶ「コワーキングキッチン花蓮〜Karen」や人が輝く組織のための「オフィス櫻井」を営み、人財教育に携わる。 さらに庄内地方の食材を世界に届けるプロジェクトや、地域とつながる「生きがい講座」、「子ども料理教室」などを共同開催。故郷の幸せを願い、文化振興に尽くしている。

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