出版プロデュース・企画提案のお手伝いをした書籍が誕生しました
志賀弘幸 著(時事通信社)
本書は介護施設をビジネスとして捉え、組織を存続、発展させるための手法を徹底的に指南した1冊。ドラッカーのマネジメント論やトヨタ方式なども紹介し、経営者、職員、利用者さん、だれもがハッピーになる事業所のあり方を伝えています。著者の志賀さんはあるメーカーの元トップセールスマンで「営業の神様」と呼ばれたコミュニケーションの達人。社会保険労務士、社会福祉士の資格を持ち、全国の介護施設事業所の立て直しとコンサルで全国を巡っておられます。多くの成功事例、失敗事例を見てきたからこそ書ける内容です。そして、この本誕生の根底にあるのが、志賀さんご自身のご両親が介護施設にお世話になったときの「思い」。それが一番の熱量になっている気がします。
根本橘夫 著(秀和システム)
「社交不安」とは人と交わることに関して抱く不安や恐れのことです。若い人だけでなく、中高年層にも広がっており、ひどく苦しんでいる人も稀ではありません。社交不安の方にどれだけ「心配しないで大丈夫」「失敗じゃ笑って受け流せ」「嫌なことは忘れてしまえ」・・・そんなアドバイスをしても効き目はありません。社交不安の特性を持った方は、どうしてもあれこれと心配してしまいますし、嫌なことばかり思い出してしまうのです。 そういった心をコントロールし、恐れをなくして、自己実現ができるよう、具体的な技法がたくさん詰った1冊が誕生しました。心の持ちようのみならず、身体の整え方、行動スキル、医師との関わり方、そして著者自身の体験談など・・・大変参考になります。「人前に出る不安を完全になくすことはできません。でも、緊張しても力を発揮できるメンタルは作れます。『心は自転車と同じ』。自転車も心も止まっていたら不安定になります。視線を適度に前方に向けて、適度な速さで進むことで心も安定します。一度しかない人生。自分が勝手に作った苦しみで、自分の人生を楽しめないなんてあまりに残念です。満足できると思う人生を今、つくり、今から、送りませんか」こんな著者のメッセージに、心が熱くなります。